ChatGPT本当便利ですよね。
今回はタイトルの通り、私がChatGPTを使っていて「あ、自分の目的の通りにChatGPTに動いてもらうためには”これ”が大事なんだ」と思ったこと。
また、その内容はすでに偉大なる先人がプロンプトとしてまとめていらっしゃったという事実も知りましたのでその共有です。
筆者の経験:結論、ChatGPTとのコミュニケーションが大事
それはChatGPTとのコミュニケーションだと思います。
良い(欲しい)結果を返してもらうには、しっかりとコミュニケーション(会話)が必要で、そこはもう人と変わらないんだなと感じていて。
依頼の目的・内容・背景・条件(箇条書きが良いとか、何文字くらいで欲しいとか、〇〇のに内容を盛り込んで欲しいとか)等々を詳しく説明すればするほど良い結果を返してくれるんですよね。
でもそれって考えてみれば当然なので、具体的なシーンを例にしてみます。
皆さんも仕事をしている中で、人から仕事を頼まれたり、人に仕事を頼んだりというシーンがあると思います。
「提案書作成を手伝って欲しい」と頼むシーンを具体例にしてみましょう。
↓のどちらの頼み方をします?
- 「提案書の作成を手伝って欲しい。」
- 「〇〇というお客様への提案書作成を手伝って欲しい。今回先方からの追加要望で△△の提案も頼まれたんだけど、部内で1番△△に詳しいのはあなただから力を貸して欲しいんだよね。提案は来週の金曜日だから来週水曜日の午前中までで頼めないかな?スライド1枚で、”数字で根拠を示して”と強く言われているので、表かグラフにまとめてパッと見で分かる表現にして欲しいんだ。」
ちょっと大げさかも知れませんが笑、後者だと思うんです。
上記の例のように、目的から内容から背景から条件まで全て依頼の際に伝えることもあるでしょうし、以下のように会話の中で細かな意識合わせをするケースもあると思います。
Aさん「手伝って欲しい」
Bさん「なんで私が?」
Aさん「△△の件なんだ。部内で1番詳しいじゃん?」
Bさん「いつまでに必要なの?」
Aさん「提案は来週の金曜日だから来週水曜日の午前中までで頼めないかな」
のようなイメージです。
いずれにしても「何を、いつまでに、なぜ、どのように」といった内容をすり合わせしますよね。
と言うか前者(「提案書の作成を手伝って欲しい。」の一言の場合)じゃ何も伝わらないので、そもそも依頼になっていませんし、前者の頼み方で「△△の提案資料を、来週水曜日の午前中までに、スライド1枚で、表かグラフで数字を示して、視覚的に分かりやすいもの」を作れば良いのね。って理解できる人がいたら、その人はエスパーか魔法使いです。
もちろん人はエスパーでもなければ魔法使いでもない訳ですが、ChatGPTも同様にエスパーでも魔法使いでもありません。
なので、頼みたいことは頼みたいこととして、しっかりとChatGPTに伝える必要があります。伝えなければChatGPTも何をしたら良いのか分かりません。
私がして欲しいことは私にしか分からないので、私がして欲しいことは何であるかをちゃんと伝える必要があるんですよね。
その相手が人であろうが、ChatGPTであろうが。
さらに言うとChatGPTのみならず、現段階の生成AIには同じことが言えるのではないかなと。
依頼内容をしっかりと詳細にまとめて、丁寧に説明した上で依頼をする。
そんな、人が相手であれば当たり前に行っているコミュニケーションをChatGPTやその他の生成AIに対しても同様に行うことが大事なんだと考えます。
ここを間違って、ChatGPT(を含む生成AIサービス)は魔法使いであると思ってしまうと「期待外れだな」とか「そんなに便利じゃなくね?」とか思ってしまいそう。
(利用者側の考えを読み取って、それに合わせた結果を返す生成AIみたいなものも将来的には出てくるんですかね。。。すごいと言うかもはや恐ろしくなってきますが。。。)
そんなことを考えていたら「深津式プロンプト」なる概念に出会いました。
深津式プロンプトでChatGPTへの指示を明確化
深津式プロンプトとは、noteのCXO 深津貴之さん考案のChatGPT利用時のフレームワーク。
ChatGPTへの指示を明確にして、ChatGPTからの出力結果の精度を向上させるというものです。
こちらに詳しくまとめられておりますので合わせてどうぞ。(読み終えたらこの記事に帰ってきてください!)
いやはや、すごいです。素晴らしいです。ぜひ、利用させていただきましょう。
私が個人的に特に「おお!」と感じたのは逆質問を促すという考え方です。
ChatGPTへ、依頼に対して質問が無いかを確認するという発想はなかった。
ただ、本当に言われてみればですけど、人との会話の中でも「ここまでで質問はありますか?」って聞きますもんね。
言われてみれば普通のことだと思いますが、最初にこの考えに気付けた人。本当にすごい。
やはり、人が相手でもChatGPTが相手でもコミュニケーション大事なんだと再認識。
まとめ:ChatGPTをさらに使いこなそう
相手が人であろうと、ChatGPTであろうと、細かな点まで意識合わせすることは大切です。
逆質問を促す方法も含めて、深津式プロンプトの活用によりChatGPTをさらに使いこなせるようになると思います。
ぜひ取り入れてみてください。
また、ChatGPTの他、様々な分野別におすすめのAIサービスを↓で紹介しています。
3分で読めます。サクッと確認しちゃってください。
分野別AIおすすめサービスの紹介
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ちなみに今回の記事はPREP法を意識してみました。
P・R・E・Pのそれぞれがどのあたりと伝わったか、ぜひコメントで教えてください。
PREP法の解説はこちら↓
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目次1 前提:PREP法とは2 PREP法はE:Example(具体例)を意識すれば良い理由3 PREP法の具体的な例3.1 例:具体例(Example)が抜けている場合3.2 例:具体例(Examp ...
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!