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マーケティング

SNSの広告に釣られて思わずLINE登録してしまった話【マーケティング】

SNSの広告に釣られて思わずLINE登録してしまった話【マーケティング】

最近SNSやインターネットの色んなサイトで「LINEのお友達登録でプレゼント!」といった広告、見かけますよね?

あれ、思わず登録してしまった経験ありません?

ああいったマーケティング手法って非常に巧妙ですよね。

気づかないうちに私たちは、その誘導に乗せられてしまっていると。

普段何気なくSNSやインターネットを使っている中で、無意識のうちに「LINE登録」を促されていることがあります。

この記事では、そんな「思わずLINE登録しちゃった!」という私の体験を通じて、どんなマーケティング戦略・手法が使われているのか、そしてその心理的な仕掛けを考えてみます。

思わずLINE登録してしまった広告の内容

思わずLINE登録してしまった広告の内容

イメージ的には以下の画像。

画面①で最初の3つの質問に答えて、次へのボタンをタップ

画面②に進んで、残りの2つの質問に答えて、結果を確認のボタンをタップ

最終画面に進んで、「結果はLINEで確認!今すぐお友達登録!」の案内が表示されるってイメージです。

思わずLINE登録してしまった広告の画面イメージ図

はい。LINE登録しちゃいました。5つの質問から分かる診断結果を知りたくて。。

導入部分の上手さ

導入部分の上手さ

よく見かける広告に「5つの簡単な質問に答えるだけ!しかも無料!」みたいなキャッチコピーありますよね。

このフレーズ、一見ただ単にシンプルに感じますが、実は非常に効果的な誘導手法が使われているんです。

人は「無料」とか「簡単」といったメッセージが大好きです。

さらに「5つの」といった具体的な数字を使うことで、時間もかからないといった印象になって「やってみようかな」と感じる→気軽に参加しやすくなるという流れが生まれてますよね。

また、「簡単・無料」を押し出して「LINEのお友達登録」という広告側の最終的な目的を最初に見せていないこともポイントです。

最初から「LINE登録」という目的を見せてしまうと、個人情報は大丈夫なのかなとか、しょっちゅうメッセージが飛んできたりしたら嫌だなとか感じるのが当たり前なので、何の関係もない広告を見ていきなりLINE登録はしないのが普通です。

ただ、ここまでの流れにより、最初の段階で「LINE登録」については触れることなく質問回答の流れに誘導することができています。

結果として「無料だし、すぐできそうだし、答えてみよう」という思いから参加して、そのまま進めていくことになります。

質問と選択肢の上手さ

質問と選択肢の上手さ

質問と選択肢も上手だなーと思いました。

「一致する」「一致しない」「分からない」といったシンプルな選択肢が並んでいるんです。

このシンプルな選択肢、非常に効果的ですよね。

複雑な選択肢を前にすると迷っちゃうことがあると思いますが、選択肢が少ない・直感的に選べるものって、スムーズに答えられません?

しかも、選択肢がシンプルなので「答えやすい!」と感じて、途中で止めたり考えたりすることなく進み続けちゃうんですよね。

こうして質問に答えていって、次の画面に進むことに抵抗も何も感じません。

むしろ質問が進んでいくうちに、結果がどんどん気になってきて、「答えを知りたい」という心理がどんどん膨らんでいきます。

もうこの時点で完全に負けてますね・・・笑

LINE登録をユーザに促すタイミングの上手さ

LINE登録をユーザに促すタイミングの上手さ

そして最後に一番大事なポイントの登場です。

結果を見るためには「LINE登録が必要」という誘導です。

ここまで回答を進めてきて、このタイミングで「あなたの結果は、お友達登録したらLINEで確認できます!」というメッセージが表示されるのです。

これは参りますよね。

なぜなら、すでに質問に答えてきているため、すでに結果を知りたくなっているからです。

「ここまで答えてきたし、結果を確認したい」と思う気持ちがすでに結構強くなっています。

画面には「LINE登録はこちら!」というリンクが表示されていて。

「今すぐ登録して結果を知りたい!」という気持ちに駆られて、思わずLINEを登録してしまいますね。

この心理的な流れを作り出すことで、スムーズにLINE登録に誘導されてしまう訳です。

この広告のマーケティング的ポイント

この広告のマーケティング的ポイント

このマーケティング手法がどうしてこれほどまでに効果的なのか、その理由は「心理学的な仕掛け」だと考えます。

人は「結果を知りたい」という欲求を持っていますよね。

この心理的な欲求を巧妙に利用して誘導することが、このマーケティング手法の最大のポイントです。

さらに「次に進んだら(LINEを登録したら)結果がもらえる」という期待感を持たせることで、自然とアクションを取るようになります。

また、「簡単に答えられる」形式を採用していることで、参加のハードルも進めるハードルも低くなって、より多くの人が途中でやめることなく最後まで進み、最終的にLINE登録に繋がるんです。

まとめ:マーケティング・心理学をあなたも活用しましょう!

まとめ:マーケティング・心理学をあなたも活用しましょう!

「思わずLINE登録しちゃった!」という体験は、実は単なる偶然ではなく、巧妙に作られたマーケティング手法・戦略の結果です。

心理学を駆使したマーケティング戦略は非常に効果的で、ビジネスにおいて重要な手法となっています。

この手法を知ることで、あなたもマーケティング戦略を立てる際に、より効果的なアプローチができるかもしれません。

副業で独自のビジネスを展開される場合には特に、多くのユーザ獲得が大切ですよね。

今回ご紹介した手法があなたの副業・ビジネスのお役に立てたら幸いです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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ゴウ

・2022年4月:ブログ研究、情報収集開始
・2023年4月:自身のブログサイト「副業の種」立ち上げ
・研究内容とブログサイト立ち上げ経験を活かし、ブログのノウハウを発信中
・マーケティング、ライティングも並行して学習中
 読了した本の紹介などで知見を発信
・大手通信系企業の会社員(システムエンジニア)

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