日常生活でのスマホ利用時における写真や動画データ、仕事の資料などなど、公私を問わず、作成・保存するデータは年々増加しています。
それらデータを安全かつ効率的に管理する方法が求められるわけで、ここで登場するのがクラウドストレージサービス。
データをオンライン上に保存することで、物理的なデバイスの故障や紛失等によるリスクを軽減。
また、自宅・会社・スマホ・パソコン・タブレットなど、どこからでも・何からでもデータアクセス可能な利便性を提供します。
リモートワークやオンラインでの学習の普及により、他者との大容量ファイルの共有も日常的に必要になっていますよね。
クラウドストレージサービスはこれらを実現する強力なツールです。
具体的なサービスの比較も行いますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
クラウドストレージサービスの必要性
以下の理由からクラウドストレージサービスの活用は、データ管理における安全性や効率化を向上させます。
セキュリティ対策
クラウドストレージサービスの多くは、データの暗号化や多要素認証といった高度なセキュリティ技術を採用しています。
これにより、外部の悪質な攻撃者からの不正アクセスを防ぎ、データを安全に保護できます。
データのバックアップ
スマホ・パソコン・タブレットを問わず、デバイスの故障・紛失・盗難は予測不可能で突然起こります。
クラウドストレージにデータを保存しておけば、物理的なデバイスの故障・紛失・盗難が万が一発生しても、オンライン上のデータには影響がありません。（物理的なデバイスを失うという大きなダメージは受けてしまいますけれども・・・）
個人情報や仕事の資料等の喪失を防ぐことが可能です。
データの共有
クラウドストレージは、インターネット環境さえあればどこからでも・何からでもアクセスが可能です。
このため物理的に離れた場所にいる
- 仕事のメンバとの資料共有
- 実家の家族や田舎のおじいちゃん・おばあちゃんとのプライベートな写真・動画の共有
といったことも可能です。
ローカルストレージの節約
スマホ・パソコン・タブレット、どのデバイスにおいてもそのストレージ容量には限界があります。
大量の写真・動画や資料などがあったとて、物理的なデバイスのストレージではなくクラウドストレージに保存することで、デバイスの空き容量が確保できます。
デバイスの容量圧迫は動作遅延の原因になりえますので、ローカルストレージの利用容量を節約することで、デバイスの動作速度の低下を防ぎ、快適に使用することが可能になります。
クラウドストレージサービスの比較
ここでは無料で利用可能な主要クラウドストレージサービスを比較。
Google ドライブ、Microsoft OneDrive、DropBoxの3つを対象とします。
| 比較項目 | Google ドライブ | Microsoft OneDrive | DropBox |
|---|---|---|---|
| 無料プランの容量 | 15GB | 5GB | 2GB |
| データセキュリティ | ○ | ○ | ○ |
| 使いやすさ | Googleアカウントとの統合が便利 | Office製品との連携が優秀 | シンプルで直感的 |
- Google ドライブ：無料で15GBが利用可能で大容量。また、Googleの他サービスとの連携が強み。
- Microsoft OneDrive：Office製品を利用するユーザに最適。
- DropBox：共有機能のシンプルさと使いやすさが支持。
結果比較から考えるオススメサービス
Google ドライブをオススメするケース
Google ドライブは、無料で提供される15GBという大容量ストレージが最大の魅力。
大容量である写真・動画などをたくさん扱うユーザにオススメです。
また、GmailやGoogleカレンダー、Google Workspace等を活用するユーザにとっては、データ連携がスムーズで利便性が高いサービスです。
Microsoft OneDriveをオススメするケース
Microsoft OneDriveは、Word・Excel・PowerPointなどのOffice製品を使用するユーザに特にオススメ。
無料プランでは5GBのストレージ容量が利用可能。Microsoft 365との連携で活用の幅がさらに広がります。
また、WindowsPCとの親和性が高いため、利用ユーザに大きな利便性があります。
DropBoxをオススメするケース
DropBoxは、シンプルで直感的なインターフェースが特長。
無料プランでは2GBのストレージ容量が利用可能。比較的小規模なプロジェクトだったり個人同士のファイル共有に最適です。
小規模チームでのクラウドストレージ利用や、単純なファイル共有に重きを置いたユーザにオススメ。
まとめ
クラウドストレージサービスは、データを安全かつ効率的に管理するための強力なツールです。
セキュリティ対策としてはもちろんのこと、リモートでの仕事やコミュニケーションが当たり前となった今、データのバックアップや共有の利便性といった観点からもクラウドストレージの利用は必要不可欠かと思います。
Google ドライブ、Microsoft OneDrive、DropBoxの3つの主要サービスを比較し、特長やオススメなケースを解説しました。
サービスはさまざまありますので、それぞれの利用目的やニーズによって選択が可能です。
この記事が最適なサービスを見つける一助になれば、こんなに嬉しいことはありません。
クラウドストレージの活用により、大切なデータを守り、効率的で快適にビジネス・副業を進めていきましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました！
